養育里親と支援活動について

色々な里親制度

3年前から支援活動をしている、養育里親制度について少しお話ししたいと思います。

里親制度には週末だけ預かる週末里親や養子縁組をする養子縁組里親など色々な制度があります。

「里親」と聞くと大体の方は養子縁組をして引き取るとうイメージをされるのではないでしょうか。

私もその一人でした。

里親活動に関わるにつれ様々な制度がある事を知りました。

養育里親やその他の里親制度についてご説明したいと思います。

養育里親

養育里親は事情があり家庭で育てられない子供達を一定期間、家庭で育てる里親さんです。原則18歳までとなっています。18歳を過ぎると、自立するか親元に帰ります。

養育の場合、養子縁組をせず一時又は長期預かりという形になります。

家族が一時的な危機にある時、一時的にお預かりしまた家庭に戻れるようにサポートします。

委託できる子供は4人までで、実子と合わせて6人までとなります。

週末里親

週末里親は児童養護施設などで生活する子供も週末や長期休みなどの期間だけお預かりする制度です。

最初は週末里親から初めて、養育里親になる里親さんもいます。

養子縁組里親

養子縁組により、子供と法的な親子関係を結ぶ事を前提として養育する里親です。実子扱いなり年齢制限もなく親子関係を継続します。

親族里親

事情により子供を養育できなくなった場合、子供の親族(祖父母やきょうだいなど)で養育する里親です。

専門里親

虐待などで心身ともに傷ついた子供に対し、経験と専門知識を生かし家庭で預かる里親です。

一定の専門的ケアが必要なので、養育里親よりも難しく専門的な研修を受ける必要があります。

また専門里親になるには、里親経験が三年以上などの条件がある場合があるようです。

委託できる子供は二人までで、期間は原則二年間ですが場合により延長もできます。

里親手当について

格里親制度によって、里親手当や生活費、医療費養育費などが支給されます。各自治体によって異なるようです。

支援活動について

というように、里親制度には色々な形があります。

子供たちの成長や自立にはあたたかな家庭生活の体験が必要だと活動支援をしていて感じました。

そして何らかの事情で家庭を離れて暮らす子供に対し、まだまだ里親の数は足りていない事を知りました。

里親になるには特別な資格は入りませんが、やはり難しいのではと考える方が多いと思います。

私はご縁があり、養育里親さんのご家庭のお手伝いをしています。

お手伝いをしなければ知らなかった事がたくさんあり、私自身も勉強の日々です。

少しでも子供たちの成長と自立のお手伝いをしたいなと思って活動しています。

睦月

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