養育里親の活動支援で気づいた事(子供達への接し方)

色々な子供たち

赤ちゃんと女の子が寄り添っている写真

こんにちは、今日は子供たちといる事で気づいた事、接し方などをお話ししたいと思います。

養育里親のもとには色々な子供たちがやってきます。中には一時的に家庭より保護されて、少しの間だけ預かる子供たちもいます。

色々な子供たちがやってくる中で、どう接したらいいか最初は戸惑いました。

子供たちに必要な事

勉強道具がたくさんある机に座っている二人の男の子の写真

最初は特別な事をしないといけないのかなと思っていました。ですがごく普通の家庭で普通に暮らすことが彼らの安心につながると知り、普通の生活を普通に送る事を最近は心がけています。

料理の手伝いをしてもらったり、部屋の片付けを一緒にしたり、ちゃんとしないと怒ったり、そういった中で子供たちが自分の事を話す瞬間などに話を聞いてあげたりしています。

その際、話を極端に否定したり肯定したりはしないようにしています。

あくまで「そうなんだね」という聞くスタンスで、相手が話おえるまで聞いていました。

少しこちらがびっくりするような事でも彼らの中では当たり前だったり、普通なことなのであまり過剰反応すると戸惑うからです。

養育里親のお手伝いをするまで、そういった子供たちは自分の辛い状況を理解してわかってほしいと思っているものだと思っていました。

ですが実際は、小さな頃からそういった環境で育っているので周りと違うことやおかしい事に気付いていなくて、普通だと思っているので全く何も思っておらず、ごく普通に話します。小学生あたりまではそうらしく、高校生になった頃あれ?と気付くことが多いそうです。

ですのでこちらも普通に聞いて、最初はそうなんだねというスタンスで聞きますが明らかに正した方がいい事だとやんわりと話してみたりしています。

子供とぶつかる事

水と炎の手がぶつかっている写真

やはり人間同士なので、ぶつかる事も多々あります。

瞬間的に怒ったりするのですが、そういう場合子供はやはりあまり聞きません。

静かにこういう事はどう思う?と諭すように話す方が子供は反省するようです。子供も内心では自分が悪いことや直さないといけないことはわかっているので、そうやって話す方が素直に自分を見つめられるようです。

ですが、やっぱり怒ってしまう時もありますけどね。

里親側もずっと子供と接していて辛くなる時がある場合、少し休憩が頂ける制度もあり、子供を他の里親さんへ一時的に預ける事もできます。

少し離れる事で冷静に見れる事もあるでしょう。

里親側も無理せずに子供たちと接する事も大事だと思います。

子供たちも一人の人間

月に座っている人形の写真

子供達は普段やかましく注意しがちですし、叱る事も多いです。

ですが子供だからと蔑ろにせず、彼らの言葉に耳を傾け尊重する事が大事だなと感じます。

慣れてくると、極端に甘えたり試し行動をしたりする子もいます。

今まで甘えられなかった反動やこの人は安心してもいいのかという不安が甘えや試し行動になるようです。

彼らも無意識にやっている場合があります。そういった際も、頭ごなしに否定するのではなく、理解して話す事が大事です。

里親の家庭での生活が彼らの安心になるように、私もどうしたらいいか常に考えて接っする事を心がけています。

最後に

支援活動を始めて、本当に色々な家庭で育った子供たちがいることを知りました。毎回接し方に正解はないと思っています。ただやっぱり一番大事なのは真心だなと痛感します。

本当に相手の事を思って叱ったり、諭したり、話すことはちゃんと伝わります。誤魔化したり、適当に話すとやはり敏感に感じ取ります。

本心を真摯に伝えることが大事だと思っています。

私はこれからも間違える時があると思うけれど、真心を持って子供たちと接したいですね。

里親を今現在されてる方、興味のある方の少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読み下さりありがとうございました。

睦月

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