手を繋ぐ二人の手の写真

うつが一番酷かった時期に動けた理由

かろうじて動けたのは

子猫が眠っている写真

私は猫を二匹飼っています。一匹はもう17歳位で私が結婚時も離婚時もいつもそばにいた子で私の心の支えになってくれました。うつが一番ひどい時期に全く動けなくなった事がありますが、猫達の世話だけはかろうじてしていました。そのおかげで、掃除やお風呂に入るなどの事も起き上がれた流れでできた気がします。

もしこれが全くの一人だった場合、もう完全に起き上がれなくなって本当に何もできなくなっていたと思います。

誰かの役に立つという事

人は根底に誰かの役に立ちたいという欲求があります。自分は役に立っていると思えると嬉しくなったり、活力や原動力になります。

私はうつの回復時に、何かの世話をするというのはとてもいいんじゃないかと思っています。ペットや植物の世話でもいいです。ペットが喜んだり植物がスクスク育ったり反応が返ってくると、とても嬉しくなりこの子の為に生きようと思えました。うつ時は考えがマイナス思考になりがちなので、自分のためだけに回復を考えるより、何かのために回復しようと思える方が活力になる気がします。

私は縁があり、養育里親さんのお手伝いをすることになりましたが、結果良かったなと感じています。人とたくさん接するので、時々疲れてしまいますがそれでもかなり生きる原動力となっています。

誰かのために役に立っていると思えると少し救われます。時々まだ異様な寂しさに襲われますが、子供たちが慕ってくれるのを思い出すと大丈夫だと思えるのです。

自分の為だけに生きるという事

私は生まれてから死ぬまでずっと自分の為だけに生きるといことは、限界があると思っています。中には自分は全く自分の為だけに生きているよという方もいるかと思います。ですが、生まれてこの方全く人と関わりのない方は少ないと思います。少なくとも誰かと関わってきたという事は、誰かのためになっている事や誰かの世話になったことはあるでしょう。人は一人では生きれないという意味はそういう意味も含まれているのかなと感じます。

人の役に立つという事は自分を自分で認めてあげる、褒めてあげれることにもつながると思います。自己評価が上がり自分を責めなくなる事にもつながります。

最後に

自己評価が低い方も何かのために行動するのはいいかもしれません。何かの役に立つと思える事は自信につながります。

でも無理して自分がしんどくなるまで頑張るのは本末転倒なので、無理なく自分を大事にを第一に徐々にできる範囲を広げるといいと思います。

いい方向に向かうようにゆっくり一歩づつ時々止まっても構いません。自分のペースで向かえればいいなと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

睦月

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