最近よく聞くマウンティング
最近日常会話やSNSなどでマウンティングやマウントをとられたなどをよく聞くと思います。
元々はプロレス用語で有利なポジションをとる事をマウントポジションと呼ばれていました。そこからネット用語として自分の優位性をアピールして人より優位に立とうとする行為の事をマウントをとると使われ始めそこから広まったようです。
マウントをとる人とその心理
なぜ人はマウントをとるのでしょうか。個人的に感じるのはマウントをとる人は一見自信過剰に見えるような人が多い気がします。
自信満々でわざわざマウントなんてとらなくていいのにと思いますが、そういう風に見える人ほど実は自分に自信がなかったり本当は不安でしょうがなかったりします。なのでマウントをとって自分は優位だと自分で言い聞かせたい或いはそう周りに見せたいという心理が働くのではないかと思います。
マウントをとる人は無意識?
私はマウントをとる人は無意識にそうしてしまっている人が多いのではないかと思っています。わざと優位に立とうという人もいるかと思いますが、マウントをとってしまう人は周りを見る余裕がないような気がします。
過去に記事にした自己愛性パーソナリティ障害の人などがマウントをとる行為をしますが、彼らはそれらも自分を守る行為なので無意識もしくは気をつけていても咄嗟に行動してしまうのです。マウントをとる人が全てパーソナリティ障害ではありませんが、自分に自信がなく本当は余裕がない状態の人が多いと感じます。そして本人はその事に気づいていないという人も多いのではないでしょうか。
本人が本当は自信がない事や不安な事に気づかず、無意識に自信過剰に振る舞いマウントをとる事で自分はすごい人間だと思い込んでいるのです。中には何故辞めたいのに攻撃的になってしまうのだろうと思っている人もいると思います。彼らがそれらの行為をやめるには自分自信で何が不安なのか自信が何故ないのかを気づきそれを改善しないといけません。
ですが自分と向き合う事は難しい事です。攻撃的になったりマウントを取りたがる人は本当は弱い人が多いです。本当の自分を見るのが怖く逃げてしまいそのように上辺だけを取り繕うようになってしまうのではないかと思っています。
対処法
マウントをとられると嫌な気分になりますよね。
あまりこちらも攻撃的に言い返したりすると向こうはヒートアップしてしまうので、なるべく聞き流すのが一番かなと今までの経験上感じます。こちらもあまりすごいと褒めたり気が弱く言い返せなかったりすると逆に利用できると思われてしまうので、あまり否定はせず半分流す位に話を聞いてあげるのが一番かなと思っています。
過去の記事でパーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害、そして利用されやすい人などについて書いています。そちらにもマウントをとる人たちの心理を書いていますので読んでみてください。↓↓